第12回 原田覚一郎杯大学対抗グライダー競技大会競技会情報

 

◇8.10(日)開会式

午前10時から、来賓に熊谷市長の富岡清氏、原田覚一郎氏のご子息原田光隆氏、学連専務理事の熊谷功二氏をお迎えし開会式が開催されました。各校とも元気に校歌、部歌を斉唱し、明日からの競技にむかって決意を新たにしました。また、今夏の妻沼は比較的涼しく、例年と何か違う好記録の予感を感じさせるスタートとなりました。

  

富岡熊谷市長の挨拶               開会式後の記念撮影

 

◇8.11(月)競技1日目

本日の妻沼は晴天でありました。例年ほどの暑さはなく、テントの下では過ごしやすくなりました。

競技開始予定時刻から、上昇気流に恵まれ、各チームとも着実に得点を重ねていきました。

日本大学Bチームの青山選手が5時間フライトを達成し、6400点の当日のハイスコアを獲得しました。

9チーム中8チームが得点を獲得し、今後のハイレベルな戦いが期待できる初日となりました。

 

競技前のブリーフィング

 

8.12(火)競技2日目

本日の妻沼は朝曇っておりましたが、10時を過ぎたあたりから雲がなくなり、好条件となりました。

日本大学Aチームの斎藤選手が6時間フライト、2周を達成し、7500点と昨日を上回るハイスコアを獲得しました。また、青山Bチームも複座機で5時間フライトを達成しました。

9チーム中9チームが得点を獲得しました。

日本大学の2チームが頭一つ抜け出して、他7チームが必死に食い下がる、目の離せない展開となっています。

   

         離陸前                                              ウインチ曳航による離陸

 

8・13(水)競技3日目

本日の妻沼は2日目と同様に朝は曇っておりましたが、10時を過ぎたあたりから雲がなくなり、3日連続の好条件となりました。しかし、2日目よりも湿度が高く、中日で疲労がたまっている学生、教官には厳しい一日となりました。

3日連続で5時間フライトを達成する選手が出ており、周回数も最高で4.5周で8300点と今大会のハイスコアを更新するほど好条件になりました。
選手、クルーの疲れがたまってくるころでありますので、事故には十分に気をつけ安全なフライトを心掛けていきたいです。

  

 

8.14(木)競技4日目

本日の妻沼は朝から晴れており、暑くなりました。

サーマルが出始めるのが遅く、競技は通常より遅く11時開始となりました。また、今までより獲得高度は高いものの、夕方には横風が強まるなど難しい一日になりました。この日の得点は今迄に比べて低くなりました。
競技も中盤に入り、今後の気象条件は前半ほど期待できないものの、今後の順位変動の可能性はまだ十分にあります。

 

 

8.15(金)ノーコンテスト

本日の妻沼は朝から晴れておりましたが、朝から横風、背風が入っており、11時半まで待機となりました。訓練を開始したものの、条件がさほど良くなかったので、競技は行われませんでした。

 

8.16(土)競技5日目

本日の妻沼は朝から横風、背風が入っており、朝一番でピストチェンジを行いました。しかし、ピストチェンジを終えた時にまた風が変わり、2度ピストチェンジを行うこととなってしまいました。
その結果、競技はいつもより遅い11時半開始となり、さらに15時頃に雷雲が発生し、競技終了となってしまったため、いつもよりも競技時間がかなり短くなりましたが、思ったより条件がよく、最長で4時間フライトを達成した学生がおりました。9チーム中全チームが得点を獲得しました。

競技終了後、土砂降りの中、宿舎前駐車場にて毎年恒例のバーベキューが行われ、カレー130食、高級ステーキ肉33キログラムが忽然と消滅いたしました。

 

学生役員(ご苦労様!!)              恒例のBBQ(実はステーキです)

 

8.17(日)ノーコンテスト

本日の妻沼は朝から雨が降り続けたため、フライトは行われませんでした。

明日の競技最終日に全力を尽くせるよう英気を養いました。

 

8.18(月)競技6日目

11時から競技開始。上空がオーバーキャストして厳しい条件の中、4選手が得点。

16時から閉会式を実施して第12回原田覚一郎杯グライダー競技大会を終了しました。

皆さんご苦労様でした。

 

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